2019年度大養協春季大会シンポジウムが2019年5月24日(金)に早稲田大学早稲田キャンパスで開催されました。今回のシンポジウムは「『改正入管法』と変化する日本語教育」というテーマで行われ,参加者は148名(会員54名、非会員94名)に上り、関心の高さが窺えました。
本シンポジウムでは、日本語教育推進議員連盟所属の国会議員、言語政策の研究者、外国人技能実習生の受け入れ監理団体、外国にルーツを持つ子供と若者に対する支援事業を行っている関係者をお招きし、「改正入管法」に伴って日本社会において日本語教育がどのように変化し、そしてどのようにこれを推進し実践していくべきかを論じました。
時代の変化に対応するためには日本語教育分野の視点だけでなく、巨視的に現状を見ながら、地域・行政等の多くの人々と協力し、外国人の受け入れ及び生活支援、そのための予算化、仕事先のマッチング等の新たな体制の構築を行う必要があるとし、また「技能実習制度」、「特定技能」の課題も指摘されました。さらに、現場に対応できる新たな教員養成の方法を考えなければならないと提案があり、活発な討論ができました。
登壇者のみなさまと参加してくださったみなさまに心よりお礼申し上げます。
※なお、シンポジウム参加者、大養協会員限定でシンポジウムの資料の公開をいたします。
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