これからの日本語教師教育
―コロナ禍から見えてきた課題と可能性―
【趣 旨】
目下「日本語教育の質の維持向上の仕組みに関する有識者会議」において「登録日本語教員」について議論されています。「登録日本語教員」を養成する指定日本語教員養成課程の認定基準は、大学の日本語教員養成課程における今後の方向性を大きく左右するものとなるはずです。そこで、本シンポジウムの第Ⅰ部として、この1年ほどの間に上記有識者会議で検討されてきた事項について、文化庁国語課より担当官をお招きし、事前に募集する質問に沿ってお話しいただきます。
続く第Ⅱ部では、「登録日本語教員」の試験の一部の免除が検討されている指定養成機関となる上で鍵となる教育内容のうち、日本語教育実習に関して大養協の企画理事から、特にコロナ禍を経ての事例を紹介し、それらをもとに会員の皆さまとともにこれからの日本語教師教育について協議できれば幸いです。
■日時:11月13日(日)午後1時半開始4時終了予定
■会場:オンライン
■参加費:無料(会員限定)※会員でない方は、10月18日(火)ごろまでの入会をお勧めします。
司会:西村美保(大養協理事)
開会の挨拶 (5分):鎌田美千子(大養協代表理事)
第Ⅰ部 講演 (資料説明10分+事前質問への回答30分):
文化庁国語課担当官『日本語教育の質の維持向上の仕組みに関する有識者会議』の検討状況報告及び令和5年度日本語教育事業(予算要求状況)
休憩 (10分)
第Ⅱ部 「これからの日本語教師教育―コロナ禍から見えてきた課題と可能性―」 (90分)
事例紹介1(15分): 西村美保(大養協理事)PBL型日本語教育実習における学び―フィリピンのゼロ初級者を対象として
事例紹介2(15分): 瀬尾匡輝(大養協理事)アメリカの大学との授業交流を通して日本語教育を学ぶ
事例紹介3(15分): 山本弘子(大養協理事)ICT時代の日本語教師の実践力考―日本語学校のハイブリッド授業実践現場から
指定討論(30分): 尹智鉉(大養協理事)学びの個別最適化を支えられる日本語教育の人材育成をめざして
協議 (15分)
閉会挨拶 (5分):岡本能里子(大養協副代表理事)
※散会後20分ほど協議延長戦(参加は任意)の予定です。
※シンポジウム参加および事前質問の募集については会員MLにてご案内します。会員でない方は、10月18日(火)ごろまでの入会をお勧めします
文化庁資料公開:10月21日(金)
シンポジウム参加および事前質問受付締切:11月4日(金)
主催: 大養協